SSブログ

カフェオーレ、カフェラッテ、カプチーノ

この頃、故郷(新潟県)の海をblogで見ることが多く、とても幸せな気分です(伊藤/kin_iさん、有り難うございます)。
故郷は冬寒く、夏暑い(当たり前のではなく、うーんとです)場所ですが、この時期の海は本当に素敵♪
エーゲ海をイメージして下さい(行ったことは無いのですが)?
ということで今朝の音楽は、ラヴェルの「ダフニスとクローエ」全曲、P.Boulez、NYフィル。
透明感のある、きれいな音楽です♪

閑話休題
実はあまりに健康的すぎるので、これを嗜好品のジャンルに入れるべきか迷いました。
でも珈琲グループで、好きな飲み物ですから・・・?

カフェオーレ(cafe au lait)、カフェラッテ(caffe latte)、それぞれフランス語とイタリア語の、ミルク入り珈琲のこと。
カプチーノ(cappucino)は、カップにエスプレッソを注ぎ、上に泡立てた牛乳をいっぱいに浮かべたもの。
珈琲豆のロースト、量、ミルクとの割合など、作り手によって違いはあるでしょうが、ラーメン、中華、支那そばと呼び分けるようなもの・・・(違うかな)?
私は大きいマグカップに熱い珈琲を半分、冷たい牛乳(猫舌なんです)を半分で頂きます。

ラジオで聴いた話しですが、吉幾三が歌手を目指して東京に出て、喫茶店でバイトを始めた時、店の前で道路工事をしていた人達が入ってきたそうです。
店は生憎、店主が出ていてウエイトレスと彼だけ・・・。
しばらくメニューを見ていたお客さんが注文しました。
「このウィンナコーヒーというのを」、他の人達も「俺もそれで」、彼は知らなかったので焦りました。
「どうしよう」、ウエイトレスに訊くと「あんた田舎者ね」と言ってフライパンでウィンナソーセージを炒めて一つずつ珈琲に・・・。
お客さん達は飲んで食べて勘定を払って、普通に出ていかれた。

私も昔ナポリに行って、ナポリタンというスパゲティーがそこに無い事を知りました(汗

今日もさわやか♪

G.Gouldでバッハのピアノ協奏曲聴きながら、今日もさわやかに(彼の時々漏れてくるうなり声もいい)♪
そう、このところ気分が好いのです。
ちょっとした環境の変化に左右される自分の気持ちに「弱いなー」と思うが、まあそれが自分なのだからとも・・・。

24日に健診の結果が出ました。
心臓超音波、内視鏡、MRIと立て続けに検査を受けさせられ、少し滅入っていましたが、結果は「異常な部分は見当たらない」ということ。
健診の仕組みって、何か人の弱みにつけ込む「××商法」と似ている・・・?
それでも結果が良いと、つい「有り難うございます」なんて言ってしまいましたが(笑
そうそう遅れましたが、その節はお見舞いのコメント頂き、本当に有り難うございます。

それから六月に発売されるV社のハードディスク・ビデオカメラの発表会(これを買います)、私の期待通りの製品で発売が待ち遠しい。
昼の三時から友人と居酒屋、五時から人数が増えて(女性も二人)「Da Carlo」でピザ(美味しい)、その後男三人で錦へカラオケスナック、帰宅は十二時過ぎ(辛

サティ・ピアノ作品集 高橋悠治

今日は好い天気。
澄んだ空気を感じる時はEric Satieが良く合います。
高橋悠治の演奏は特に好き(高橋アキも)。

サティの作品は余計なものをはぎ取った感じがする。
旋律はシンプル、和声も平行4度、5度などを使い、二声部のままでも平気、リズムというより間(ま)のイメージ。
独創的なのに気取らない、そうかと言って特に受けも狙わない。
だいたいピアノ曲が多いのにピアノ弾きの匂いがしない、不器用で風変わり。
森の木陰でも場末の居酒屋でもふと流れて来そう、サティの音楽は執着しない。
天才でも職人でもない、ナイーブな感性に、何回聴いても新鮮な驚きを感じる。
コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ロングピース

6月上旬には新製品のカメラが入るということでテストを兼ねて、初めて写真を載せました(ケータイから)。

今回は多くの人に嫌われている煙草について・・・。
喫煙を正当化しようとか、権利を主張するなどというつもりは有りません。
嗜好品は後ろめたさがあって良いと思っています。
「エロ本は隠れて読むな、読みたかったら堂々と読め」などと、屈折したことの無い顔をしてワイドショーのコメンテータのようなことを言う人は、どうも信用出来ません。

喫煙、飲酒は嫌われて良いのです。
それで止められる人はそれで良いのです。
ニコチンの含有量の少ないのを選び、水にちょっと色を付けたような水割りを飲んで健康を気にする人もそれで良いのです。



新しいパッケージ、無粋なデザイン。
下の部分に、健康に対する脅し文句が表、裏に書き連ねて有ります(いっそ毒薬のデザインにすれば良いのに)。
売る側がそう思っているのだったら、販売を止めれば良い。
「書いていないので身体を悪くした」と裁判に訴えた「大人」も疑問ですが、消費者金融の広告みたいに、注意書きさえすれば責任は無いというポーズが嫌だ。
「肉体の健康より、精神の悦楽を選択した馬鹿なあなたにお勧めします」と書けば良い。

閑話休題
私は煙草が全て好きなのではない、「ロングピース」が好き。
この香りと味が好き。
食前、食事中とか、人の多い所では吸いたくない。
後ろめたく、気持ちを安らげる場所で喫煙するのが好き。


早寝、早起き

昨晩、重いblogを見ていてふと思った。
体調が良いと眠るのが勿体ない、そうかといって夜更かしはやはり翌日に影響する。
「そうだ、早寝早起きをしよう」と。

私は自己暗示にかかりやすい体質(性格?)なので、今まで目覚まし時計は使ったことがない、「〇〇時に起きよう」と思っただけで、その時間に目を覚まします。

今朝は4時に起き、文庫本を軽く読み、朝風呂に入り、朝の音楽を。
少し迷ったが、iTunesに取り込みがてら「Stevie Wonder」のアルバムを、♪「You are the sunshine of my life」から始まって、好い気分!
コメント(9)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

昨日の続き

四時半(朝の)まで起きてやっと眠気を覚え、さわやかな朝の気配を感じながらベッドにzzz。
ぐっすり眠ったと思って目を覚ましたらまだ8時過ぎ、体調は良いし、眠くなったらいつでも寝れる(今日、明日は休みなので)ということで今日は散歩の日。

栄、名古屋駅(こちらでは一般に名駅〈めいえき〉と言います)をぶらぶら・・・。
9時過ぎに栄で床屋、それからマンガ喫茶で珈琲(ここのモーニングサービスはトースト、サラダ、目玉焼き、バナナが付きます)。

12時半に名駅西口地下街(エスカ)の「想吃担担面」(シャオツーダンダンミェン)で食事。
青島(チンタオ)ビール、焼き餃子、炸醤担担面 (ひき肉の甘ミソ炒めのせ担担麺)、マンゴープリンを頂きました。
ビール、料理、デザート全て美味しかったです(これで中国茶が出てくればもっと好いのですが・・・)。

JR高島屋の三省堂書店を見てからまた栄に戻り、ラシックの旭屋書店で「プログラマの数学」(何となく私でも理解できそうな感じがして?)、他に数冊。
その後、神戸岩茶荘で中国茶をと思って行きましたが、女性客ばかりでちょっと気後れして今日はやめ。

友人にケータイしたら近くのマナハウスにいたので誘って、3時過ぎから大須の居酒屋へ、5時に帰宅したら玄関に2種類の朝顔の苗の鉢(友人のプレゼント)。
有り難うございます。
そして今までzzz。好い日だった。
再び、お休みなさーいZzzzz・・・。




風邪を引きました

昨日の夕方、急に頭が痛くなり、どうしたのだろうと思っていたら、風邪だった。
この頃、疲れとか風邪などの体調の変化に気付くのがどうも鈍くなっている。
昨日も気温が下がっていることを、まるで感じていなかった。

blogへのコメント(皆さんどうも有り難うございます)に、もうろうとしながら(その時はそれに気付いていない)返事を書いたのですが、翌朝になって何を書いたか記憶が無い。
不安になってコメントを見ましたら、案の定支離滅裂、取り敢えず削除して書き直しましたが、怖いことです(惚けの始まりかも)。
これを教訓に、疲れた時、お酒を飲んだ時は早く寝ようと決めました(今はもう元気なのでまだ寝ません)。

今日は昼にMRIの検査(トンネルの中で寝てしまった)、これで腹部超音波、内視鏡と続いた二次検査は終了、結果は24日のお楽しみ(うぇーん、本当は不安だよ)?

明日、明後日は休みなので今日はうーんと夜更かしをして、明日は昼過ぎまで眠ります(幸せ!)。

かんこー

皆さんのblogに影響を受けて、私も名古屋の地元ネタを。
色々ご紹介したい所や物が在りますが、先ずは言葉や習慣などから(まだカメラが無いもので)。
なにぶん他所から来たもので、本当の意味とは違うかも知れません。違っていたらご免なさい。

お客様に商品をお奨めしますと、よく返ってくる言葉に「かんこーしてくでよ」が有ります。
初め意味が解らず、辞書を引きました。
載っていました。「勘考」よく考えること。思案。思考。
「そうか、考えてくれているんだ」などと思ったら(初めは思いました)大間違い!
翻訳しますと「いらないけれど、その内もしかして気が向いたら買うかもしれないね」となります。

これが目上の人に「何々だで、かんこーしてちょ」と言われると、また意味が違ってきます。
翻訳しますと「俺がへりくだって頼んでいるのだから面子を潰すなよ」となります。
これを軽々にお断りすると、大変なことになり兼ねません。

前と後の「かんこー」の意味を取り違えないように、日々勘考しております。

兵士の物語 Igor Stravinsky

高校時代、秋葉原ラジオ会館に在った東陽堂という小さなレコード店によく通いました。
秋葉、お茶の水界隈はレコード店が何軒も在りましたが、この店は当時としては珍しい現代、民族、宗教音楽などの輸入盤を置いていて、とても刺激を受けました。

高校2年の冬、ストコフスキー指揮で語りが英、仏語の2枚組の、この音楽劇のレコードを買った。
聴いたら、出だし(兵士の行進)の2/4のシンコペーションから3/4、2/4、3/8と小節ごとに変わる拍子が解らず、ショックを受けた。
早速、上野文化会館の音楽資料室(学校をさぼってよく利用させて頂きました)でスコアを借りて勉強しました。

これがきっかけでそれまで苦手だった現代、オペラ、バレエ音楽もやっと聴けるようになりました(オペラの大げさな歌い方、バレエの踊りに慣れたのはつい最近ですが)。

ストーリーは「本当に大切なものは1つだけ、いくつも望んではいけない」という感じの寓話です。
音楽で強いショックを受けた所為か、未だにこの教訓から抜け出せずにいます。

コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ひとり旅は楽し 池内 紀 中公新書

今日は朝から心臓超音波、内視鏡検査。
胃カメラを飲むのは、これで3回目(辛いです)。

終わってからの予定は喫茶店へ行って、名古屋市博物館「ルーヴル 古代エジプト展」、松坂屋美術館「ミュシャ展」、そして居酒屋へ・・・だったのに「2時まで飲食しないで、今日は酒は控えて下さい」と医師に言われ、しょぼんです(今回も1週間、禁酒していたのに・・・)。

雨もしとしと降っていることだし家で読書をと気持ちを切り替え、せめて旅に行った気分を味わいたいと、この本を読みました。正解でした。

著者は「迷ったとき、瞬時に判断する何か。そういったカンをつくるためにも、ひとり旅は有効だ。ひとりきり、自分と対話するための時間」と書く。
見知らぬ地での好奇心と緊張感が、いつの間にかこびりついていた常識(自分の)に疑問を投げ掛けてくれる。
「中央公論」に2002年1月から2年間連載されたもので、ひとつひとつは(全体でも)短いがとても印象深い。
一昨日の晩、2時頃少し目が覚めてまどろみのまま夢を見た。
時間も脈絡も無い世界でしたが、幻想のなかで自分と対話をしていたような気がする。

気になって著者の別の本を検索したら皆面白そう(そういえばこの人の訳した「ファウスト」が積んだままだった)。
結果的に良い休日でした。