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兵士の物語 Igor Stravinsky

高校時代、秋葉原ラジオ会館に在った東陽堂という小さなレコード店によく通いました。
秋葉、お茶の水界隈はレコード店が何軒も在りましたが、この店は当時としては珍しい現代、民族、宗教音楽などの輸入盤を置いていて、とても刺激を受けました。

高校2年の冬、ストコフスキー指揮で語りが英、仏語の2枚組の、この音楽劇のレコードを買った。
聴いたら、出だし(兵士の行進)の2/4のシンコペーションから3/4、2/4、3/8と小節ごとに変わる拍子が解らず、ショックを受けた。
早速、上野文化会館の音楽資料室(学校をさぼってよく利用させて頂きました)でスコアを借りて勉強しました。

これがきっかけでそれまで苦手だった現代、オペラ、バレエ音楽もやっと聴けるようになりました(オペラの大げさな歌い方、バレエの踊りに慣れたのはつい最近ですが)。

ストーリーは「本当に大切なものは1つだけ、いくつも望んではいけない」という感じの寓話です。
音楽で強いショックを受けた所為か、未だにこの教訓から抜け出せずにいます。

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コメント 8

伊藤/kin_i

ストラビンスキーですね<BR>私、ペトリューシカが好きなんです。<BR>あの輻輳するリズムと和音が苦手って人も多いんですけれど・・・
by 伊藤/kin_i (2005-05-09 06:09) 

nmzk

&gt;伊藤/kin_iさん<BR>私も好きです。<BR>リズムと和音は食べ物の好みなどと似ていて、どうしても今まで経験してきたものが感覚に染み付いています。<BR>今までと異なるものに抵抗を感じるか、新鮮さを感じるかだとも思うのですが、好みは難しいですよねー?<BR>どうも有り難うございます。<BR>
by nmzk (2005-05-10 01:15) 

あゆり

オペラ、観劇の大げさな歌い方・・・<BR>コレって慣れないと結構ニガテって思ってしまいますよね~。<BR>私も前はすごくそうだったです。<BR><BR>&gt; 本当に大切なものは1つだけ、いくつも望んではいけない<BR>うぅ。耳が痛いデスね。いえ、この場合は目ですか?(笑<BR>欲が深いので非常に良い言葉だなって思いました。
by あゆり (2005-05-10 09:32) 

nmzk

&gt;さゆりさん<BR>イタリアオペラの好きな人は「あの声が素敵なんだ」と言いますけどね・・・?<BR><BR>今日は松坂屋美術館「ミュシャ展」を鑑賞、それから栄ガスビルの「五右衛門」へ(また前回と同じハーフ&ハーフのAと白ワイン)。<BR>ポカポカ陽気で酔いが回って良い気持ち、寝ちゃいますzzz。
by nmzk (2005-05-10 15:52) 

あゆり

五右衛門行ってきたのですか~♪<BR>私もこの間、行ってきて、私はナスのミートソースを頼んで、<BR>一緒に行った人がハーフ&ハーフ食べました♪<BR>カルボナーラとペペロンチーノだったと思います。<BR>デザートはキャラメルプリンみたいなのを頼みました♪<BR>何回も行きたくなる味ですよねー☆
by あゆり (2005-05-11 16:20) 

nmzk

&gt;あゆりさん<BR>今回はデザートをと思っていたのですが、やはりワインを選んでしまうのですよ。<BR>自分の理性の弱さを再確認(涙<BR>------------------------------------------------------------------------<BR>
by nmzk (2005-05-11 22:33) 

あゆり

ワインもいいですよね~。<BR>次回車を運転しないで行くときに寄る機会があったら頼んでみます☆<BR>私はいつも飲み物はクリームソーダです(笑
by あゆり (2005-05-12 15:37) 

nmzk

&gt;あゆりさん<BR>料理はお酒を、お酒は料理を一段と美味しくしてくれるのです(でもデザートも欲しい)。
by nmzk (2005-05-12 23:42) 

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