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中国茶

♪昔、アラブの偉いお坊さんが・・・という歌が(コーヒールンバ)有りました。
昔というのはいつのことか、お坊さんというのは何教(キリスト、イスラム、ゾロアスタ、仏教・・・)なのか?などという歌詞への疑問は有りますが、それはさて置いて、ここでは珈琲、ココア、お茶など、いわゆる嗜好品の不思議な魅力を少しづつ綴ります。

先ずは中国茶。
中国茶も日本茶も、元はツバキ科の茶の木(学名カメリア・シネンシス)の葉から作られます。
蛇足ですが、日本の椿(ツバキ)は中国では山茶と呼び、中国の椿(チン)はセンダン科で別物。

私は物事を体系づけるのはあまり好きではないのですが、中国茶は地域、製法とも様々なので一般的な色分け(入れたお茶の)分類を紹介します。

・緑茶 中国ではもっとも飲まれている(約7割)。
・白茶 清涼感が有り、デリケート。
・黄茶 緑茶同様に加熱してから、まだ熱の有るうちに紙で包んで軽く発酵させる。
 穏やかな味わい。
・青茶 烏龍茶、半発酵。
・紅茶 全発酵。インド、スリランカ(セイロン)が有名。中国では華南地方の日常茶。
・黒茶 緑茶を後発酵させたもの、プーアル茶。