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forkの背にご飯 [日記]

また、昔(4、50年前の)の話で、今ではほとんど見かけません。

当時レストランで食事をすると、フォークの背にご飯を載せて食べている人が多かった。
しかも背筋をきちんと伸ばして、お皿から口元まで器用にご飯を運ぶのです。
不器用な私にはとても真似が出来ず、「ライスにしますか、パンにしますか?」と聞かれますと必ずパンにしました。

子供心に「外国人は皆そんなに器用なのかしら、私はやはり田舎者なのだ」と思いました。
その後、洋画などを見ますとそんな場面が出て来ないし、実際に器用そうでは無い外国人が多いのを見て、やっとこの作法がおかしいと気付きました。

地方に行っても同じ食べ方をする人が多かったが、最初にこんな難しい食べ方を教えたのは誰なんだろう?
その時代、普段食べない洋食なのに、大人が当然のごとく左官屋さんみたいにナイフでご飯をフォークの背に塗りたくっていたのはどこで教わったのだろう?
タグ:作法
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