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谷根川の鮭:燻製 柏崎市さけ・ます増殖事業協会 [嗜好品]

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今晩は越後柏崎特産「谷根川の鮭(たんねがわのさけ)」を紹介します。

鮭と言うと北海道が有名ですが、10世紀に成立した『延喜式』には越後国が貢納する品として、「鮭」のほか「鮭内子(ここもり)・鮭子(さけこ)・氷頭(ひず)・背腸(このわた)」といったサケの加工品が挙げられています。 
越後は諸国で唯一、調庸に「鮭」が定められた国でありました。

江戸時代、サケの回帰性に着目した越後の国、村上藩の下級武士、青砥武平治(あおと ぶへいじ)は、1808年(文化5年)に「種川の制」を敷き、三面川(みおもてがわ)にサケの産卵場所を設置した人工川を設けて、サケの自然増殖に努めました。

今回の「谷根川の鮭」は昭和51年の冬、これまでなにも利用されていない川だったのが鮭が8尾迷いこんで来て、その迷い鮭の卵をふ化させ翌年放流させたところ数年後にサケが帰ってくることがわかり本格的な養殖が開始されたということです。

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柏崎市さけ・ます増殖事業協会 による鮭の燻製。

美味しいです[わーい(嬉しい顔)]


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