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ちょっと近所を

「大直禰子神社」、地下鉄上前津駅のすぐ近くに有ります。
地元では「おからねこ」と呼ばれ猫の守り神のように云われ、いなくなった猫が戻るように祈ったり子猫を捨てにくる人も有り、『祭神とは何ら関係ない』と立札に記されています。

「尾張名陽図会」には“むかしおからねこといふ所は鏡の御堂の事なり。鏡の御堂とて至つて古く荒れはてし堂あり。その中央には本尊も無くして、小さき三方の上にこまいぬの頭一つを乗せたり。世におこまいぬをおからねこといふ異名をつけたりとぞ。そののち年月を経るにしたがひてその堂も跡無し。こまいぬの頭をも今はいづちへ行きたらんもしらず。しかるにその傍に大なる古榎の大樹ありて、枯れくちはててその根ばかりのこれるをおからねとよび、またはおからねことも言ひたり。”と記されています。

大直禰子(大田田根子)は、大国主命の孫として、古事記に登場します。
第10代崇神天皇の時、神託により堺から大神神社の初代の神主として召された大神氏の始祖です。


富士見町です。

北斎の富嶽三十六景の中の「尾州不二見原」はこの辺りと云われています。現在の名古屋市中区富士見町(旧不二見町)。


向かいに有るのが「鶴舞社会保険事務所」。

今日はここで年金のことを聴きました。