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萱津(かやづ)神社

8月21日に「香の物祭」が催されるということで、民俗学そして発酵食品に関心のあるnmzkはこのくそ暑いのに出掛けることに

場所は愛知県海部郡甚目寺町で名古屋市の西郊外五条川沿いに有ります「萱津神社」です

nmzkは名鉄津島線/須ケ口から歩きました(西へ約1km)




古伝によれば昔、草ノ社(かやのやしろ)または種の社(くさのやしろ)といって、和歌で知られた阿波手の杜(あわでのもり)に神鎮まります社(やしろ)として祀られていた古社であるそうです。

萱は茅とも書かれ、屋根に使われたのでしょうね。
津は古墳時代のころまでこの辺りは海岸端であり、鎌倉・室町時代のころまでは尾張の代表的な宿場町であったからだそうです




大昔に土地の肥えたところを探し求めて移住した天孫民族が、野を支配される神、鹿屋野比売(かやぬひめ)を奉祀したのが始まりと云われ、肥沃な土地では野菜が良く採れ、土地の人々は瓜、茄子、大根等と海から採れた藻塩を初穂として神前に供えていました。




せっかくの供物もそのままにしておくとまもなく腐ってしまい、これを嘆いた村人がある時カメに入れて供物を供えてみましたところ、程好い塩漬けになり、村人たちは時が経っても変わらないこの不思議な食べ物を神様からの賜り物として尊び、諸病の免除、万病快癒の護符として、また保存食品として蓄えるようになりました。

これが我が国の漬物の始まりであると云われています

茅葺きの「香の物殿」、元の社はこんな感じだったのかな・・・


地元の方々の手作りのお祭りで、素朴な感じがします


暑い

折角の休みだけれど、外出する気になれない暑さです

シャワーを浴びて、ゆっくり休んだ方がいいよ

うーん・・・