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朴葉ずし

今日は休日で家に居ましたら、宅配便で友人から飛騨の「朴葉ずし」が届きました。

今の時季の大好物です

飛騨では春の農作業が一段落したこの季節、「朴葉ずし」を作って農休みのごちそうとしてきました。

「ハレ」の料理です


「ハレ」と「ケ」についてですが、「ハレ」の料理を宴会とか行事、懐石料理と同じだと思われている方がいましたので、nmzkの解釈を・・・

元々民俗学で使われた言葉なので何が正しいとは言えない曖昧さが有るのですが、“ハレ(晴れ)は儀礼や祭などの「非日常」、ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表している”という対照的な考え方ではなく、「ハレ」は「ケ」(日常)の流れの中に有る句読点(区切り)として捉えるべきではないかとnmzkは考えます。

朴葉ずしも現代の感覚からすれば素朴な飛騨の料理ということになりますが、地元の農家では春の農作業が一段落したという大事な「ハレ」の料理になり、お金持ちがいつも宴会などで贅沢な料理を食べているからといってもそれは「ハレ」の料理ではなく、その人たちには「ケ」の料理なのだと思います。




nmzkは農作業をしたことがないのですが、朴葉ずしを頂くと作業を終えた農家の人たちと喜びを共にしたような感じを受けます(共食)

○○さんいつもお心遣い頂きまして、どうも有り難うございます。

朴葉ずし、とても美味しいです


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コメント 6

てるてるん

おいしそうですね(^。^)<BR>よい香りがしてきそうです♪<BR>nmzkさんもいろいろ思いをめぐらしながら、その当時の人たちと一緒に<BR>ケのお料理を楽しまれたのですね。
by てるてるん (2007-06-12 19:55) 

nmzk

&gt;てるてるんさん<BR>わーい、お久しぶりです(^▽^喜)<BR>ちょっと心配していました。<BR>お仕事、勉強で忙しい毎日だったのでしょうか・・・。<BR>お身体にも気を付けて下さいね♪
by nmzk (2007-06-12 20:10) 

かすてら

かわいらしいですね!<BR>ちょこんと乗った木の芽も、包んでいる葉っぱも。<BR>こういうお料理って心が和みますね。<BR>ハレとケのお話も、勉強になりました。
by かすてら (2007-06-12 23:31) 

nmzk

&gt;かすてら さん<BR>今晩は♪<BR>「朴葉ずし」を食べると春から夏に移る季節を感じます♪<BR>日本の「民俗学」は、柳田國男、折口信夫、南方熊楠という個性的な三人の影響が強く、中々客観的な学問になりにくい所があります。<BR>nmzkは歴史の表に出て来ない、地方の習慣や言い伝えに関心が有りますので少しずつ勉強したいと思います♪<BR>「民俗学」は学術的な根拠が曖昧なことが多いので適当に聞いて下さいね(笑
by nmzk (2007-06-13 00:20) 

syasinya

これ食べたことがありません<BR>味見したいな ごっくん
by syasinya (2007-06-13 22:35) 

nmzk

&gt;syasinya さん<BR>笹寿司に似ています^^<BR>この時季に飛騨に行かれることが有りましたら、ぜひお試し下さい♪<BR>
by nmzk (2007-06-13 22:56) 

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