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趣都誕生 萌える都市アキハバラ 森川 嘉一郎 幻冬舎 [読書]


森川 嘉一郎
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「秋葉原」、昔は秋葉(あきば)の原(はら)とかあきばっぱらなどと呼んでいたそうで、それからすると「あきばはら」としなければいけないと思いますが、何故か「あきはばら」が正式(?)な呼び名になっています。

私の子供の頃からの通称は「アキバ」。
ついでに駅に在ります秋葉原デパートを「アキデパ」、その正面に在る秋葉原ラジオ会館を「ラジ館」と呼んでおりました。

著者は大学院で建築学を学ばれ、専門は「建築意匠論」だそうで、都市景観、計画として「アキハバラ」の変化を解釈している興味深い本です。

最近の「電気街」から「オタクの街」への変化に、私は途惑いを感じていましたが、そのことも解説してくれています。

「官」→「民」→「個」と移譲された主導主体が、行政や大企業資本による開発が介在しなかった、この「アキハバラ」を「オタクの趣都」として誕生させたとの解釈も面白い。

言われてみると、秋葉原で電子部品を集めて、ラジオ、無線、オーディオ、パソコン等を組み立てていた科学好きな少年たち、実は「オタク」だったかも・・・。

来年は青果市場(通称ヤッチャバ)跡地の再開発、つくばエクスプレスの開通、Yカメラの出店など、行政、大企業資本(?)も参入して来ます。
 
今の秋葉原が香港の九龍城砦のように消滅させられるのか、「オタクの趣都」として生き残るのか、とても関心が有ります。

これを機会に、私も「アキバ」を観察してみます。

タグ:秋葉原
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熊野古道 馬越峠 [歩く]

昨日は熊野古道を歩きました。

名古屋8:00AM出発の日帰りバスツアー4,500円、安くてびっくり、人件費、高速料金、燃料費などに対して参加人数(この日は10数人)を考えると不思議としか思えません。

いつもは自分の車で行くのですが、つい処分を考えてしまいました。

通常は尾鷲ドライブインから歩くそうですが、台風で水没したそうで、今回は道の駅「海山」から歩きました。

久々のハイキング、天気にも恵まれて快適でした。

帰りの集合場所、JR尾鷲駅前の食堂でビールを飲みましたが、ここも安くて美味しい。

時間がたっぷり有るので商店街も楽しめました。

こういうのんびりしたハイキングというのも結構気に入りました。
こうなったら熊野古道巡り、順々に歩いてみます。
タグ:熊野古道
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清里 [日記]

高校一年のブラスバンドの合宿で「学校寮」に初めて行ってから、清里には殆ど毎年通っています。

一人っ子の私は、知らない場所での初めての団体生活、練習した曲もベートーヴェンの「交響曲5番」、とにかく緊張しました。

当時は「T牧場」のおばあちゃんが、親切に面倒を見てくれました。

練習の合間に森の中を歩いたり、夜中に満天の星を観て、すっかりこの地に魅了されました。

その後、清里も第二の「軽井沢」などと呼ばれ、避暑地として知られるようになりました。

バブルの頃は、けばけばしいメルヘンチック(?)な店やペンションもできたりして、私にはちょっと辛かった(若い子は無邪気に喜んでいましたが・・・)。

この頃は、やっと落ち着きを取り戻してきましたので、これから益々良くなると思います。

八ヶ岳に登ったり、森を歩いたりしていると、いつのまにか幸せな気持ちになります。
タグ:清里
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